珍しい名前の土地
埼玉県入間市の会社員が、約13年かけて国内外の珍しい名前の土地
100か所以上を訪ねた記録を出版し、話題になっている。エロマンガ、
マルデアホ、笑内(おかしない)、鼻毛、南蛇井(なんじゃい)……。思わ
ずニヤリとする地名のオンパレードに、「会社を解雇されてつらい時に
本を読み、元気が出た」などの感想が届く。それでも旅を続けるのは、
HPなどを見た人からの反応があるからだ。「こんな地名がある」「心
が和んだ」などのメールが1日で10本届くことも。書籍化の誘いを受
けて数年がかりでまとめた「世界でもっとも阿呆(あほう)な旅」(幻冬
舎)が昨年11月に出版されると、さらに多くの感想が寄せられるよう
に。「好きなことをやっているだけなのに」と恐縮気味。「観光地では
ないだけに、ありのままの文化を目にできる」と珍地名を追う旅は今後
も続けるつもりだ。次の大型連休は「ボインシティー」(米国)、「バ
カヤマ」(インドネシア)などを狙っている。おもしろい趣味ですね。
関連記事