科学10大ニュース

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2009年12月21日 14:06

 米科学誌サイエンスは17日、2009年の科学10大ニュースを発表した。1位に

は、アフリカ東部エチオピアで発見された約440万年前の猿人(初期人類)化石が選

ばれた。化石は、「アルディピテクス・ラミダス」という種類の人類で「アルディ」と

名づけられた。身長1メートル20の女性で、全身骨格としては最古。サイエンス誌は

「化石が発見されたのは1994年だが、47人の研究者が10年以上かけて詳細に分

析した」とねばり強い研究を評価した。アルディピテクス・ラミダスの存在は、東京大

学の諏訪元(げん)教授が92年に歯を発見したことで明らかになり、その後、アルディ

が見つかった。10大ニュースにはこのほか、米航空宇宙局(NASA)の無人探査機

「エルクロス」による衝突実験で月に多量の水があると判明したことや、スペースシャ

トルによるハッブル宇宙望遠鏡の修理などがあげられた。毎年、珍しいものが発見され

たり、いろんな事がおきますね。

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