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2009年11月06日

白亜紀末期ごろの化石

 白亜紀末期ごろ(6500万年前ごろ)に主に北米大陸に生息した当時最

大級の肉食恐竜、ティラノサウルス・レックスは、若い時に縄張りなど

をめぐって同種同士でけんかすることがあったようだ。米ノーザン・イ

リノイ大などの研究チームが2日までに、米モンタナ州で発見された頭骨

化石に、相手にかまれた跡とみられる穴を見つけ、国際的な学会誌に発

表した。頭骨化石は11~12歳で死んだ個体のもので、2001年に細かく割

れた状態で見つかった。時間をかけてつなぎ合わせたところ、上あごの

左側に、右側にはない穴があることが判明。コンピューターでも調べた

結果、同年代のレックスの歯形と合う穴が4カ所確認された。致命傷では

なく、治癒したとみられる。争った相手が兄弟姉妹だったか、競合する

ライバルだったかは不明だが、こうした化石が見つかるのは珍しい。現

代では、ワニのクロコダイル類で、若い個体同士がかみ合うことがある

という。大昔の地球は想像つかなうですね。


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Posted by xooxoo at 11:00 │サイエンス